2011年01月29日

「京・末富 菓子ごよみ」を読んで

京都の上生菓子の和菓子店・末富の三代目の山口富蔵氏著の「京・末富 菓子ごよみ」
(写真 寺田 豊作)を読み終えました。

京・末富 菓子ごよみ [単行本] / 山口 富蔵, 寺田 豊作 (著); 淡交社 (刊)
京・末富 菓子ごよみ [単行本] / 山口 富蔵, 寺田 豊作 (著); 淡交社 (刊)

末富は創業が明治26年と京都では新興ながら芸術性、技術のレベルが高いお店です。 著者で三代目の山口富蔵氏京都の和菓子を紹介するメッセンジャーとして何度かNHKの番組に出演されています。 その山口氏の春夏秋冬のお菓子と京都の季節を綴った本です。

各ページに末富の綺麗な和菓子の画像が掲載されて、山口氏によるそれぞれのお菓子の紹介、その時期の京都の情景、山口氏の和菓子作りの思いも綴られています
ただ昔からのお菓子を作っているだけでなく、現代の日本人の習慣をヒントに作られたお菓子も紹介されていて、山口氏の和菓子作りの基礎にある日本の古典・百人一首の上に国内外から様々な美を採用するよう常にアンテナを張り巡らしていることが記述され末富の伝統を重んじつつ新しい和菓子を創造する姿勢がこの本から見られます。

残念ながら今は絶版となってしまっているようですが、中古で(高価ながら)、所によっては図書館にもあるかもしれないので興味のある方は探してみて下さい。

posted by 笹団子 at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | お菓子な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月28日

ベルギー ピエール・マルコリーニ新宿伊勢丹期限付き出店2

ベルギーのショコラティエ、ピエール・マルコリーニ新宿伊勢丹に去年の9月から半年間の限定出店の続編です。

続いて板チョコレートです。

101221ベルギーピエールマルコリーニプラク ノワセット フォンダン箱.jpg 101221ベルギーピエールマルコリーニプラク ノワセット フォンダン箱ラベル.jpg 101221ベルギーピエールマルコリーニプラク ノワセット フォンダン (1).jpg
こちらはプラク ノワセット フォンダンです。
ビターチョコレートにキャラメリゼした大粒のヘーゼルナッツを丸ごと練り込んだ板チョコレートです。
鼻の奥にまで広がる芳香、ほろ苦さ、かすかな酸味、程よい甘さ、ヘーゼルナッツの食感、香ばしさがおいしかったでした。

101224ベルギーピエールマルコリーニマンディアン フォンダン箱.jpg 101224ベルギーピエールマルコリーニマンディアン フォンダン箱ラベル.jpg 101224ベルギーピエールマルコリーニマンディアン フォンダン.jpg
次はマンディアン フォンダンです。
チョコレートにキャラメリゼしたヘーゼルナッツ、ピスタチオ、クルミ、レーズン、あんずなどナッツとドライフルーツをたくさん練り込んでありました。
鼻の奥まで広がる芳香、ほろ苦さ、かすかな酸味、程よい甘さのチョコレートでナッツの香ばしさ、食感、ドライフルーツの酸味の程よい組み合わせがおいしかったでした。

101224ベルギーピエールマルコリーニタブレット オ レ箱.jpg 101224ベルギーピエールマルコリーニタブレット オ レ箱ラベル.jpg 101224ベルギーピエールマルコリーニタブレット オ レ.jpg
最後にタブレット オ レです。
牛乳の風味、甘みが強めのチョコレートです。
ダークチョコレートのフォンダンとくらべるとやわらかい風味、味で万人向けのチョコレートです。

posted by 笹団子 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋菓子(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルギー ピエール・マルコリーニ新宿伊勢丹期限付き出店1

101205ベルギーピエール・マルコリーニ紙袋.jpg
ベルギーのショコラティエピエール・マルコリーニ新宿伊勢丹に去年の9月から半年間の限定出店をしています。
チョコレート菓子をいくつか購入しました。

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最初はチョコレート菓子ではありませんが、新宿伊勢丹限定のマルコリーニ ソルティーキャラメル ワッフルです。
バターの風味、塩キャラメルの塩味、ザラメ糖のガリガリした食感・甘さがするワッフルです。 塩はフランス・ゲランドの塩を使っているそうです。 その塩味がミソのワッフルです。

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次はパンオショコラです。
バターを贅沢に使ったクロワッサン生地マルコリーニのクーベルチュール・チョコレートを挟んで焼き上げてあります。

101205ベルギーピエール・マルコリーニショコカルゴ.jpg 101205ベルギーピエール・マルコリーニショコカルゴ断面.jpg
こちらはビター・チョコレートが挟んであるショコカルゴです。
バターの風味が濃厚なさっくりしたクロワッサン生地クーベルチュール・チョコレートのほろ苦さ、程よい甘さがおいしいです。

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こちらはショコカルゴ オランジュです。
さっくりした表面の生地の中にオレンジピールが練り込んであるクーベルチュール・チョコレートが挟んであります。
クロワッサン生地のバターの風味クーベルチュール・チョコレートのほろ苦さ、程よい甘さオレンジピールの酸味がおいしいです。

101205ベルギーピエール・マルコリーニチョコレートケーキ箱.jpg 101205ベルギーピエール・マルコリーニチョコレートケーキ箱内容.jpg 101205ベルギーピエール・マルコリーニチョコレートケーキ箱ラベル.jpg
101205ベルギーピエール・マルコリーニチョコレートケーキ.jpg 101205ベルギーピエール・マルコリーニチョコレートケーキカット.jpg 101205ベルギーピエール・マルコリーニチョコレートケーキ断面.jpg
こちらはマルコリーニチョコレートケーキです。
ベルギーで作られたもので、包装を開けると濃厚なチョコレートの香りがしました。
口の中に入れるとチョコレートの芳香、程よい甘さ、ほろ苦さが広がりました。 その後ホロホロと崩れ、チョコレートが溶ける舌触りがして芳香が残りました。
チョコレートを生地にたっぷり練り込んだ大人のケーキです。

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2011年01月25日

小布施桜井甘精堂 GINZA Sweets Festa YOKAN“羊羹”collection in GINZA MITSUKOSHI2

銀座三越にて去年の11月3日(水・祝)より8日(月)まで開催された、日本の伝統和菓子「羊羹(ようかん)」に特化した菓子イベント「GINZA Sweets Festa YOKAN“羊羹”collection in GINZA MITSUKOSHI」にて出店していた東の栗の町・長野県小布施桜井甘精堂が特別にこさえた羊羹を購入しました。
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101107小布施桜井甘精堂蒸し栗ようかん包装.jpg 101107小布施桜井甘精堂蒸し栗ようかん包装ラベル.jpg 101107小布施桜井甘精堂蒸し栗ようかん包装内容.jpg
101107小布施桜井甘精堂蒸し栗ようかん.jpg 101107小布施桜井甘精堂蒸し栗ようかんカット.jpg 101107小布施桜井甘精堂蒸し栗ようかん断面.jpg
こちらは蒸し栗ようかんです。
栗の甘露煮が入った小豆蒸し羊羹ではなく栗あんで作られた蒸し羊羹なので「蒸し栗ようかん」だそうです。

紙の包装を開けると栗の香りが漂いました。
やや甘く、口の中でジワジワと溶けて栗の風味、ホクホク感が広がりました。

101108舟流し栗ようかん包装.jpg 101108舟流し栗ようかん包装ラベル.jpg
101108舟流し栗ようかん.jpg 101108舟流し栗ようかんカット.jpg 101108舟流し栗ようかん断面.jpg

「舟」と呼ばれる大きな木の器に流し込んで注文に応じて切り分けて竹の皮に包まれた昔ながらの製法で作られた栗羊羹です。
口の中に入れると栗の風味、甘さが広がりました。 やや粘りがありましたが、純粋に栗を味わえる羊羹でした。

桜井甘精堂の通常に売られている羊羹は純栗かの子ようかんがおススメです。 機会があればどうぞ!

詳細は以下をご覧になって下さい。
笹団子のひとりごと
「立川伊勢丹 新潟・長野物産展5 小布施桜井甘精堂」

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GINZA Sweets Festa YOKAN“羊羹”collection in GINZA MITSUKOSHI1 羊羹食べ比べ

銀座三越にて去年の11月3日(水・祝)より8日(月)まで開催された、日本の伝統和菓子「羊羹(ようかん)」に特化した菓子イベント「GINZA Sweets Festa YOKAN“羊羹”collection in GINZA MITSUKOSHI」に行ってきました。

会場にはイートインが用意されて各地の羊羹の食べ比べができました。
101106銀座三越YOKAN羊羹Collection羊羹セットB (3)縮小.jpg
当日は日光吉田屋日光練羊羹東京・吉祥寺小ざさ(おざさ)羊羹兵庫県明石の藤江屋分大丁稚羊羹でした。

101106銀座三越YOKAN羊羹Collection羊羹セットB (1)縮小.jpg 101106銀座三越YOKAN羊羹Collection羊羹セットB (2)縮小.jpg
右から順に紹介します。

日光吉田屋日光練羊羹やや硬めの羊羹でやや甘く小豆の風味が口の中に広がりました。

東京・吉祥寺小ざさ(おざさ)羊羹店頭のみの販売で、しかも朝5時ごろから行列ができて整理券が配られて営業時間に整理券と引き換えに購入するという羊羹です。 なんでそんなややこしいことをするのかというと1日に150棹だけしか作れなくて、一人最大5棹まで買えるからです。
羊羹としてはやわらかく、やや粘り気があります。 小豆の風味が強く、わっと口の中に甘さとともに広がりました。

最後に兵庫県明石の藤江屋分大丁稚羊羹です。
こちらはやわらかめでほのかに小豆の風味がする羊羹でした。

羊羹というものは今では真空パックされているものが多くて賞味期限が1年くらいもつものが多いので不定期に少しずつ紹介したいと思います。

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2011年01月20日

’10秋の美濃 お菓子を求めて7 恵那大津屋菓子舗訪問

101031恵那中山道大井宿枡形1.jpg 101031恵那中山道大井宿-(4).jpg 101031恵那中山道大井宿大井橋.jpg
101031恵那大津屋菓子舗-(1).jpg 101031恵那大津屋菓子舗-(2).jpg
恵那市内にある旧中山道の宿場町・大井宿跡散策時に去年、賞味時間2時間の栗粉餅を製造・販売している大津屋菓子舗に立ち寄り、お買い物をしました。

大井宿散策の話はこちらをご覧になって下さい。
続笹団子のひとりごと
「’10秋の美濃 お菓子を求めて5 中山道大井宿散策1」

また、去年の話はこちらをご覧になって下さい。
笹団子のひとりごと
「’09秋の美濃 お菓子を求めて3 賞味期限2時間のお菓子」

101031恵那大津屋栗きんとん箱包装.jpg 101031恵那大津屋栗きんとん箱.jpg 101031恵那大津屋栗きんとん箱内容.jpg
101031恵那大津屋栗きんとん包装.jpg 101031恵那大津屋栗きんとん.jpg 101031恵那大津屋栗きんとん断面.jpg
今回最初は栗きんとんです。
栗の実をかたどった、とんがった形にこしらえてありました。
口の中に入れるとなめらかな舌触りでジワジワと溶けて栗の風味、ホクホク感、上品な甘さが広がりました。 舌触りを重視していて栗の粒が細かかったでした。

101031恵那大津屋栗まんじゅう箱包装.jpg 101031恵那大津屋栗まんじゅう箱.jpg 101031恵那大津屋栗まんじゅう箱内容.jpg
101031恵那大津屋栗まんじゅう包装.jpg 101031恵那大津屋栗まんじゅう.jpg 101031恵那大津屋栗まんじゅう断面.jpg
最後に栗まんじゅうです。
照りが出るように焼き上げた薄い小麦粉生地の中に大きめにカットされた栗の甘露煮を練り込んだ白あんが入っていました。
やや甘く、食べごたえのある焼菓子でした。

ショーケースにはカットされただけの栗蒸羊羹があって、とっても気になりましたが東京まで持ち帰るのは難しそうだったので諦めました。(涙) 土地の人が家に持ち帰って家族で食べるんでしょうね。

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2011年01月17日

’10秋の美濃 お菓子を求めて4 恵那の栗きんとん食べ比べ2

101031恵那えなてらす栗くらべ菊水堂包装.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ菊水堂ラベル.jpg
101031恵那えなてらす栗くらべ菊水堂.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ菊水堂断面.jpg
菊水堂は口の中に入れると後からジワジワと栗の風味、ホクホク感、甘さが広がります。 栗そのものを味わえるように甘みが控えめにしてあります。
栗の粒が比較的大きいのが特徴です。

菊水堂栗きんとんよりも大正時代の創業より作り続けている傘岩まんじゅうが看板商品です。 恵那市内大井宿にある趣のある店舗も気になります。

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101031恵那えなてらす栗くらべ菓子匠三久.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ菓子匠三久包装断面.jpg
菓子匠三久栗の渋皮ごとつぶしたらしく色が濃いです。
栗の粒が大きく、栗きんとんと栗甘露煮の両方が味わえる感じがします。 そのために乾燥に弱いらしく崩れないようにラップで包んであります。

101031恵那えなてらす栗くらべ 菓舗ひとつばたご包装.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ 菓舗ひとつばたごラベル.jpg
101031恵那えなてらす栗くらべ 菓舗ひとつばたご.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ 菓舗ひとつばたご断面.jpg
菓舗ひとつばたごは口の中に入れると後からジワジワと栗の風味、ホクホク感、上品な甘さが広がりました
なめらかな舌触りで比較的大きい栗の粒と渋皮栗の粒の食感がアクセントになっていました。

101031恵那えなてらす栗くらべ松浦軒本舗包装.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ松浦軒本舗包装ラベル.jpg
101031恵那えなてらす栗くらべ松浦軒本舗.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ松浦軒本舗断面.jpg
松浦軒本舗カステラで有名な城下町・岩村創業明治15年の歴史ある菓子店でこちらもカステラが看板商品です。

栗きんとんは口の中に入れると栗の風味、ホクホク感、上品な甘さが広がりました。 和三盆糖を使っているのでさっぱりした甘みでした。
クリームのような舌触りの良さを味わうために栗の粒が練り込んでなく、一層品の良さを感じさせました。

このお店は是非行って見たいと思います。 来年は岩村でお菓子めぐりになりそうです。

101031恵那えなてらす栗くらべ良平堂包装.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ良平堂包装ラベル.jpg
101031恵那えなてらす栗くらべ良平堂.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ良平堂断面.jpg
最後に良平堂です。 女将さんが精力的にお店を運営されているようです。
栗きんとん後からジワジワと栗の風味、ホクホク感、甘さが広がりました。

えなてらす栗くらべの紹介は終わりましたが、栗きんとんは材料が栗と砂糖だけとシンプルなのでお店によって違いがあることがよくわかりました。
比較的大手の恵那寿や恵那川上屋だけでなく、恵那市南部のお店恵那駅から離れたお店も参加しているので足の無い観光客や忙しい人にはいいでしょう。 ただ、恵那市内にはまだまだ菓子店があります。 それだけ土地の人はお菓子が好きで需要があるのでしょう。

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’10秋の美濃 お菓子を求めて3 恵那の栗きんとん食べ比べ1

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中津川を後に恵那へ移動しました。 中央線の電車は暖房が入った雰囲気が。

101030恵那市からみた中央アルプス (1).jpg 101030恵那市からみた中央アルプス (2).jpg
宿泊したホテルにチェックイン後に部屋に入ると中央アルプスと思われる雪山が見えました。 冬は近いですね。

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翌日は恵那駅前にある恵那市観光物産館・えなてらすにて恵那市内の和菓子屋8店舗(恵那川上屋・恵那寿や・大木菓子舗・菊水堂・菓子匠三久・菓舗ひとつばたご・松浦軒本舗・良平堂)栗きんとんをひとつの箱に1個づつ詰めた栗くらべを購入しました。
101031恵那えなてらす紙袋.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ箱.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ箱内容.jpg

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最初は恵那寿やです。口の中に入れると栗の風味とホクホク感、上品な甘さが広がります。 なめらかな舌触り、栗の粒の食感がアクセントになっています。

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恵那川上屋特別に契約した農家が栽培した大粒の栗「超特選恵那栗」を使っています。
後からジワジワと栗の風味が広がります。 砂糖の量を抑えて栗そのものを味わえるようにこしらえたと思われます。

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101031恵那えなてらす栗くらべ大木菓子舗.jpg 101031恵那えなてらす栗くらべ大木菓子舗断面.jpg
大木菓子舗

冷凍せず!
大量生産せず!
で、良い物をこだわりで作ってます


のキャッチコピーです。 その日に作ったものをその日だけ売るということでしょうね。

栗きんとん栗を渋皮ごとつぶしてこさえたらしく色が濃いです。
口の中に入れると栗の風味、ホクホク感、上品な甘さが広がりました。 栗の粒、渋皮の食感がアクセントになっていました。

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2011年01月16日

’10秋の美濃 お菓子を求めて2 中津川新杵堂訪問

にぎやかなふるさとじまん祭会場を後にして中津川市街へ。

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こちらでも新杵堂で去年同様、栗蒸羊羹栗きんとんのほかに今回は栗粉餅も購入しました。
もっと買い物をしたかったのですが、今回はこれで止めにしました。(笑)
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101030中津川新杵堂栗粉餅パック内容.jpg 101030中津川新杵堂栗粉餅.jpg
新杵堂の看板・栗粉餅、もち米、砂糖だけで作られた東美濃から木曾谷にかけての一帯に伝わる郷土のお菓子です。
粘りのあるやわらかいお餅栗のそぼろたっぷりふりかけてありました
やわらかいお餅程よい甘さで口の中でサっと溶け栗の風味豊かなそぼろ絶妙な組み合わせが楽しめます

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101030中津川新杵堂栗きんとん箱.jpg 101030中津川新杵堂栗きんとん箱 内容.jpg
101030中津川新杵堂栗きんとん包装.jpg 101030中津川新杵堂栗きんとん.jpg 101030中津川新杵堂栗きんとん断面.jpg
栗きんとん09'年10'年とモンドセレクション銀賞を2年連続受賞しました。
新杵堂栗きんとん栗と砂糖だけで作られた栗菓子です。
口の中に入れると栗の風味、上品な甘さが広がります。 なめらかな舌触り、栗の粒の食感が楽しめます。

101031中津川新杵堂栗蒸羊羹包装1.jpg 101031中津川新杵堂栗蒸羊羹包装1ラベル.jpg 101031中津川新杵堂栗蒸羊羹包装2.jpg
101031中津川新杵堂栗蒸羊羹.jpg 101031中津川新杵堂栗蒸羊羹カット.jpg 101031中津川新杵堂栗蒸羊羹断面.jpg
去年と同じく栗蒸羊羹もいただきました。
やっぱりおいしかったでした。 去年と変わらないでしょうね。(笑)


それにしても、佐和屋さんはいつも栗粉餅が売り切れ。 朝早く買いに行かないと手に入らないのでしょうね。

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’10秋の美濃 お菓子を求めて1 中津川ふるさと自慢祭訪問

10月の最後の週末に台風接近が報じられる中、岐阜県中津川へ向かいました。

去年についてはこちらをご覧になって下さい。
笹団子のひとりごと
「’09秋の美濃 お菓子を求めて1」

101030名古屋駅.jpg
愛知県に入ったあたりから雨は止み、曇りの天気になりました。
名古屋駅から中央線セントラルライナーに乗り換え、1時間後に中津川に到着。

101030中津川駅-(1).jpg 101030中津川駅-(2).jpg 101030恵那山.jpg
空気がひんやりしていて山に近いことを実感させます。

101030中津川東美濃ふれあいセンター (1).jpg 101030中津川東美濃ふれあいセンター (2).jpg
中津川駅からシャトルバスに乗って中津川市郊外にある東美濃ふれあいセンターで開催されていた中津川ふるさとじまん祭を見に行きました。

101030中津川ふるさとじまん祭.jpg 101030五平餅.jpg
台風接近の恐れがあったために屋外のイベントは中止されていましたが、雨が止んでいたので屋外には最近話題のB級グルメや東濃地区独特のみたらし団子くらいの大きさの五平餅など屋台が出店していました。 くるみなど山の幸を使った香ばしくて甘いタレがおいしい五平餅はこの地に来たなら食べなければならない一品です。

101030中津川新杵堂栗おこわ (1).jpg 101030中津川新杵堂栗おこわ (2).jpg 101030中津川新杵堂栗おこわ (3).jpg
食べ終わって屋台を散策していると菓子店・新杵堂の出店で栗おこわを発見! しかもできたて これは食べなければなりません。 は塩茹でしただけらしく、そのものを味わえたと感じました。 アツアツなだけに一層栗のホクホク感が際立っていました。 他のB級グルメも気になりましたが、秋の味覚を堪能してから東美濃ふれあいセンター内に入りました。

101030中津川ふるさとじまん祭 (1).jpg 101030中津川ふるさとじまん祭 (2).jpg 101030中津川ふるさとじまん祭 (3).jpg
センターの中ではヤマト佐川が宅配の出張サービスをしていました。
遠方からのお客のサービスでしょうが、皆さん忙しそうでした。
会場内は宅配の賑わいで想像できた通りでした。

101030中津川菓子祭展示工芸菓子 (2).jpg 101030中津川菓子祭展示工芸菓子 (2).jpg 101030中津川菓子祭展示工芸菓子 (3).jpg
101030中津川菓子祭展示工芸菓子 (4).jpg 101030中津川菓子祭展示工芸菓子 (5).jpg 101030中津川菓子祭展示工芸菓子 (6).jpg
入り口には中津川菓子組合お店が丹精込めて作った工芸菓子が展示されていました。 こういうところに中津川の和菓子の質の高さが忍ばれます。

おいしいものの、質の良さは遠方に知れ渡っている中津川の栗菓子は安くは無いのですが、この企画では特別に値引きして売られていたので出店の店員さんは大忙しでした。 中には売り切れ御免で手持ちぶたさの店員さんもいましたが。(笑)


posted by 笹団子 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子(岐阜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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