日本語の単語が台湾語の外来語として取り込まれたものの一つです。
花蓮についてはこちらをご覧になってください。
続笹団子のひとりごと
’10台湾訪問6 大理石の渓谷・タロコ1
’10台湾訪問7 大理石の渓谷・タロコ2
’10台湾訪問8 花蓮の町に残る日本
花蓮の(米麻)(米署)は先住民(台湾では原住民)のアミ族が冠婚葬祭に作られたものが元祖とのことで100%日本統治時代に日本からもたらされたものとは違うようです。



どんなものか?花蓮で一番有名らしい曾記(米麻)(米署)でいくつか買ってきました。 曾記(米麻)(米署)の店舗は花蓮市内のあちこちにあるようです。

曾記(米麻)(米署)の数ある(米麻)(米署)のうち、手作りの「手工」にしました。 手工でも酷、、椰子(ココナッツ),紅豆(小豆)、花生(落花生)、芝麻(胡麻)の5種類あります。
そのうち紅豆、芝麻、花生を購入しました。



最初は紅豆(小豆)です。
さらっとしていて甘さ控えめのこしあんが入ってありました。
お餅は日本の餅よりやわらかくてよく伸びました。 お店の看板の画像でこちらの社長さんでしょうか?職人と思わせる人がお餅を手で延ばしています。 日本の餅は餅つき機などで搗いていますがこちらでは違った製法らしいです。



次は芝麻(ゴマ)です。
炒ったゴマに砂糖を少し混ぜたあんが入っています。
あんは油を練りこんだ中華菓子よりさらっとしていてゴマの香ばしさを強調した台湾風ということなのでしょうか?



最後に花生(落花生)です。
粉状に砕いた落花生と砂糖の粉状のあんをお餅で包んだ餅菓子です。
こちらも落花生の香ばしさを強調していました。 しっとりとしたあんは台湾の方の好みではないのかもしれないですね。
(米麻)(米署)を作っている模様の動画です。 手で具を包み込む感じで作っています。
これを見ると日本の餅菓子の手法を参考にしているように思えます。
お茶で流し込むのか。。。
やはりお茶文化なところですから、「お茶のためのお菓子」でむせるくらいでもいいということなのでしょうか。
わたしが心配することでもないか。
日本の茶道に当たるお茶の嗜みでは日本酒のお猪口くらいの小さい器でいただきます。
お菓子も日本のものより小さめで、虎屋の羊羹をお土産に持っていくとありがた迷惑になるそうです。(笑)(ただ、日本統治時代を過ごした経験のある年配の方々は喜ばれるかもしれません)
この記事の餅菓子をいただいている台湾の方々はペットボトルの無糖のお茶かプラスチックの水筒に入ったお茶でも飲みながらかと思います。