2011年12月30日

大船渡さいとう製菓・黄金のお菓子 平泉一関訪問10 東日本大震災からの復興祈願97

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JR一ノ関駅で津波で甚大な被害を被った大船渡市さいとう製菓復興のお菓子・かもめの玉子が置いてありましたので購入しました。
JR一ノ関駅からは大船渡線が出ています。 先の震災の津波被害で気仙沼から先はつながっていませんが、かつては大船渡まで結ばれていました。(現在はバスによる振替が行われています)

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111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子箱包装.jpg 111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子箱包装ラベル (1).jpg 111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子箱包装ラベル (2).jpg
平泉世界遺産登録を記念した黄金のかもめの玉子です。

単なる「あやかり」ではなく、奥州藤原氏統治による繁栄を極めた平泉を支え、京都にも運ばれて平安文化も支えたとも言われた大船渡周辺の当時世界屈指の金の採掘地・旧気仙郡と呼ばれた地域で採掘された黄金にちなんだものです。

111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子箱.jpg 111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子箱内容.jpg 111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子個別箱.jpg
個包装で個別の箱に入っています。 6個入りで¥2,500、一つ¥500と京都・亀屋清永の遣唐使がもたらした唐菓子をもとにした清浄歓喜団に雰囲気・値段が似ています。

111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子包装.jpg 111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子.jpg 111212大船渡さいとう製菓黄金のかもめの玉子断面.jpg
栗の甘露煮白あん小麦生地で包んでココア風味のホワイトチョコレートでコーティングし金箔をトッピングした贅沢なお菓子です。

口の中に入れるとほんのりほろ苦いココア風味のホワイトチョコレートが溶けてなめらかな舌触りの白あん、栗の食感、ホクホク感が楽しめます。

平泉の世界遺産ブームが終わっても受注品でもいいので残してもらいたい商品です。


posted by 笹団子 at 22:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 和菓子(岩手) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ、ゴージャスかもめの玉子!(笑)
先日、デパ地下で「紅白かもめの玉子」を見つけました。
震災を乗り越えていろいろ挑戦している様子が嬉しいですよね。
Posted by kozue at 2011年12月31日 17:25
紅白ミニかもめの玉子については別に投稿します。
さいとう製菓はかもめの玉子工場は大船渡郊外の高台にあったために被害が少なくて済みましたが本社工場は被災して今でも廃墟になっていると思います。 どうしても「かもめの玉子」に依存せざるを得ないのかと思います。
Posted by 笹団子 at 2012年01月03日 22:50
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