2012年11月12日

’12夏の三陸の旅21 岩手県大槌町大坂屋菓子店  東日本大震災からの復興祈願150

(この記事は7月3日時点の話です。)
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津波被害を被った大槌北小学校跡の大槌町最大の仮設商店街・福幸きらり商店街には町のお菓子屋さんが並んだ一角があります。

岩手県大槌町の模様は以下のブログをご覧になって下さい。
「続笹団子のひとりごと」
「’12夏の三陸の旅19 岩手県大槌町の現状1  東日本大震災からの復興祈願148」
「’12夏の三陸の旅20 岩手県大槌町の現状2  東日本大震災からの復興祈願149」

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その中で和菓子の大坂屋菓子店でお買い物をしました。
このお店は町役場に隣接していましたが、今は建物の基礎が残っているだけです。
三代続いているお店なのですが、二代目に当たるご主人が津波被害で亡くなられ、女将さんと息子さんで力を合わせて昨年12月に仮設店舗で営業を再開されたそうです。

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こちらは看板商品のさけ最中です。
秋に大槌川、小槌川に遡上するサケをかたどった最中です。
いんげん豆を使った白あんが中に詰まっています。
最中種の香ばしさとやや甘くホクホクした白あんがおいしいです。

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こちらは福幸まんじゅうです。
震災からの復興にちなんだ焼菓子です。
白あんに細かく切った栗を散らしたバターや練乳を使った洋風栗まんじゅうです。
程よい甘さでバターや練乳の風味、栗の食感がアクセントの気取らないお菓子です。

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こちらは夢まんじゅうです。
白あんに細かく砕いたくるみを練り込んで生地にバターを使った洋風まんじゅうです。
程よい甘さの白あんにくるみの食感がアクセントになった現代風のまんじゅうです。

時間はかかるでしょうが、お店の再建を祈ります。

posted by 笹団子 at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 和菓子(岩手) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早く東北復興すればよいですね。時間がかかり過ぎていますね。
東北の皆様のご心痛を本当に心に傷めております。
相変わらず地震もおきていますし、原発もありますし、
心が休まる日がないと思います。
私も何も出来ませんがなるべくチャリティーとかあれば
ご協力したいですが、そのお金がきちんと届いてくれればよいのですが
最近何も信じられなくなった世の中。来年は少し良くなることを
期待しています。来年もよろしくお願いいたします。
Posted by yottyan at 2012年12月29日 14:35
私が大槌町を訪れたのが今年の7月なんですが、その当時とほとんど変わっていないようですね。
他の被災地も同じようです。

ただ、現地では小さな一歩かもしれませんがお店を再建したり、新たに工場を建てたりした企業があります。
私ができる確実な支援はそうした企業の商品を購入することで、そこからささやかながら被災地の復興のお役に立てればと思っています。
Posted by 笹団子 at 2012年12月29日 20:45
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