津波被害を被った大槌北小学校跡の大槌町最大の仮設商店街・福幸きらり商店街には町のお菓子屋さんが並んだ一角があります。
岩手県大槌町の模様は以下のブログをご覧になって下さい。
「続笹団子のひとりごと」
「’12夏の三陸の旅19 岩手県大槌町の現状1 東日本大震災からの復興祈願148」
「’12夏の三陸の旅20 岩手県大槌町の現状2 東日本大震災からの復興祈願149」
その中で和菓子の大坂屋菓子店でお買い物をしました。
このお店は町役場に隣接していましたが、今は建物の基礎が残っているだけです。
三代続いているお店なのですが、二代目に当たるご主人が津波被害で亡くなられ、女将さんと息子さんで力を合わせて昨年12月に仮設店舗で営業を再開されたそうです。
こちらは看板商品のさけ最中です。
秋に大槌川、小槌川に遡上するサケをかたどった最中です。
いんげん豆を使った白あんが中に詰まっています。
最中種の香ばしさとやや甘くホクホクした白あんがおいしいです。
こちらは福幸まんじゅうです。
震災からの復興にちなんだ焼菓子です。
白あんに細かく切った栗を散らしたバターや練乳を使った洋風栗まんじゅうです。
程よい甘さでバターや練乳の風味、栗の食感がアクセントの気取らないお菓子です。
こちらは夢まんじゅうです。
白あんに細かく砕いたくるみを練り込んで生地にバターを使った洋風まんじゅうです。
程よい甘さの白あんにくるみの食感がアクセントになった現代風のまんじゅうです。
時間はかかるでしょうが、お店の再建を祈ります。