2011年08月31日

那覇新垣ちんすこう本舗3 新宿伊勢丹第17回めんそ〜れ〜大沖縄展5 新宿に沖縄がやってきた6

7月27日から8月1日まで新宿伊勢丹にて開催された「第17回めんそ〜れ〜 大沖縄展」新垣ちんすこう本舗の出店の最終編です。

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こちらは光餅(くんぺん)です。
佐賀の丸ぼうろに近い小麦粉砂糖を練り上げて焼き上げた焼菓子で中に少しごまあんが入っていました。
ややしっとりしていてごまあんの香ばしさがアクセントになっています。

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箱のイラストは琉装の女性のようです。

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こちらは鶏卵糕・ちいるんこうです。
琉球王朝時代より伝わる蒸し菓子です。
卵をたっぷり使ったスポンジ赤く染めたピーナッツを薄くスライスして散りばめた色鮮やかな蒸し菓子です。 大陸の蒸し菓子の影響が濃いのですが、外観は琉装のデザインみたいですね。
ふんわりした卵の風味が濃厚なスポンジ生地にピーナッツの食感、さわやかなきっぱんがアクセントになっていました。


琉球菓子大陸ポルトガルなど西洋の影響を受けながら、独自の進化を遂げたお菓子のようです。
恐らく、宮廷の祝い事や冠婚葬祭の際にこさえたのでしょう。
ネットで調べるといろんな菓子店が通販サイトにリンクさせてあります。
今では誰でも手に入れることができるようになりました。

posted by 笹団子 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月30日

那覇新垣ちんすこう本舗2 新宿伊勢丹第17回めんそ〜れ〜大沖縄展4 新宿に沖縄がやってきた5

7月27日から8月1日まで新宿伊勢丹にて開催された「第17回めんそ〜れ〜 大沖縄展」新垣ちんすこう本舗の出店の続編です。

110805那覇新垣菓子店花ぼうる包装.jpg 110805那覇新垣菓子店花ぼうる包装ラベル.jpg 110805那覇新垣菓子店花ぼうる.jpg
こちらは花ぼうるです。
ポルトガルから伝わったぼうろの一種で今は沖縄だけで作られている焼菓子です。 江戸時代には本土でも作られていたとか。
卵の風味が濃厚な堅めのお菓子でした。 味は駄菓子のたまごボーロに近かったでした。

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こちらは千寿糕(せんじゅこう)です。
小麦粉、ラードで作られ鮮やかに彩色されたパイ生地でごまとピーナッツを混ぜて作ったごまあんを包んだ焼菓子です。
ややしっとりしたパイ生地、香ばしいごまあん、ごまあんに少し入った沖縄の柑橘類の皮を砂糖で煮詰めた橘餅(きっぱん)の風味の組み合わせがおいしいです。


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こちらは闘鶏餃(たうちいちゃう)です。
千寿糕と同じパイ菓子闘鶏のとさかをかたどった形にこさえてで揚げたお菓子です。
形は奈良時代に大陸から伝わったぶとに似ていました。
油で揚げたのでサクサクした軽い食感になっています。

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こちらは李桃餅(りとうぺん)です。
千寿糕の形に作った焼菓子です。
西王母伝説から作られたのでしょうね。

こちらで使われているごまあんですが、昨年・台湾を訪れたときにいただいたお菓子・(米麻)(米署)に入っていたごまあんに似ているように感じます。 油を使ったパイ菓子といい、大陸の中華菓子の影響を受けているのでしょうね。
「’10台湾訪問9 台湾の餅菓子・(米麻)(米署)」

posted by 笹団子 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

那覇新垣ちんすこう本舗1 新宿伊勢丹第17回めんそ〜れ〜大沖縄展3 新宿に沖縄がやってきた4

7月27日から8月1日まで新宿伊勢丹にて開催された「第17回めんそ〜れ〜 大沖縄展」には琉球菓子の老舗で琉球王朝末期の三代の王の包丁役として仕えた新垣家の三代が明治41年に開業した菓子司・新垣ちんすこう本舗も出店していました。

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本土で滅多にいただけない琉球菓子があったので色々買いました。

110805那覇新垣菓子店琉球菓子詰め合わせ箱包装.jpg 110805那覇新垣菓子店琉球菓子詰め合わせ箱.jpg 110805那覇新垣菓子店琉球菓子詰め合わせ箱ラベル.jpg
沖縄らしいカラフルなデザインですね。

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中には珍しい琉球菓子が詰まっていました。

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最初は沖縄土産でおなじみのちんすこうです。
小麦粉、砂糖、ラードを練り合わせてじっくり焼き上げた焼菓子でサクサクした香ばしいクッキーのような焼菓子です。

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こちらはプレーンの白糖ちんすこうです。

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こちらは甘さを抑えた海塩ちんすこうです。

110805那覇新垣菓子店ちんすこう黒糖包装.jpg 110805那覇新垣菓子店ちんすこう黒糖包装ラベル.jpg 110805那覇新垣菓子店ちんすこう黒糖.jpg
最後にコクのある甘さの黒糖ちんすこうの以上3種類です。

posted by 笹団子 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 琉球菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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