2010年05月22日

’10春名古屋お菓子食べ歩き6 餅文総本店訪問

時間的にずれてしまいましたが、覚王山の次に南区にある名古屋ういろの老舗・餅文総本店まで行ってきました。
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餅文總本店(名古屋市南部)
総合:3.0

料理・味:3.0 サービス:4.0 雰囲気:3.0




お店の中に入ると店員さんから煎茶が振舞われます。 こんなさりげないサービスはいいですね♪

こちらは万治2年(1659)創業、350年の老舗だそうです。
尾張藩2代目藩主徳川光友に仕えた唐人・陳元贇が藩の御用商人だった初代の餅屋文蔵に製法を伝えられたのが始まりとされています。

ちなみに陳元贇(ちんげんぴん)明代末の文人で30代でから渡航し、50代で尾張藩に仕えて陶芸書道柔術も伝えたそうです。

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伝統とモダンを融合させたデザインの紙袋です。 人物は歌舞伎の役者さんでしょうか?

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100519名古屋餅文總本店献上外良白箱包装2.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良白箱ラベル.jpg
100519名古屋餅文總本店献上外良白箱.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良白箱内容.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良白包装.jpg
100519名古屋餅文總本店献上外良白.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良白カット.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良白断面.jpg
こちらは献上外良白です。
献上外良とは尾張藩主に献上し賞揚されたことに由来するういろです。

米粉小麦澱粉砂糖などから作られたういろです。
程よい甘さ、粘り、モチモチ感が楽しめます。


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100519名古屋餅文總本店献上外良黒.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良黒カット.jpg 100519名古屋餅文總本店献上外良黒断面.jpg
こちらは献上外良黒です。

ほのかに黒糖の香りがします。
白同様、モチモチした食感と黒糖の風味、甘みがおいしいです。

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2010年05月19日

’10春名古屋お菓子食べ歩き5 美濃忠2

次は美濃忠の看板商品です。

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100509名古屋美濃忠上り羊羹ラベル.jpg 100509名古屋美濃忠上り羊羹箱内容.jpg
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最初は上がり羊羹です。
慶長年間尾張徳川家の藩祖・徳川義直公名古屋城への入府の際に駿河より名古屋へ登った本家桔梗屋より安政年間に引き継がれた棹菓子です。
ちなみに美濃忠は比較的歴史が短いのですが桔梗屋の暖簾分けです。

寒天を使わずに小麦粉を使ったためでしょうか?やわらかく弾力があります。 やわらかな舌触り、小豆の風味・上品な甘さが楽しめます。

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100511名古屋美濃忠初かつを箱内容.jpg 100511名古屋美濃忠初かつを.jpg
最後に初かつをです。
淡い桃色のういろうです。

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同梱の糸を二重によって切ると切り口がかつおの切り身のようになります。

ういろうならではのモチモチした食感、舌触り、上品な甘さがおいしいです。


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2010年05月18日

’10春名古屋お菓子食べ歩き4 美濃忠訪問1

名古屋のお菓子食べ歩き、次は老舗の美濃忠です。
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美濃忠 本店(伏見)
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:5.0 雰囲気:5.0



風情ある店内には尾張徳川家に納めたのでしょうか?螺鈿細工のお重が展示されていました。 店員さんの丁寧な接客は東京・赤坂の虎屋を思わせます。

端午の節句のお菓子を購入・賞味しました。
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上生菓子を購入すると丁寧な説明が一緒に入っています。

100504名古屋美濃忠生菓子箱.jpg 100504名古屋美濃忠生菓子箱内容.jpg
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最初は柏餅です。
ういろう生地のようなツヤがある団子生地で舌の上で溶けてなくなるよくこしたこしあんを包んだ生菓子です。
の舌触り、歯ごたえ、上品な甘さがおいしい一つ上のクラスの餅菓子です。

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次はちまきです。

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こちらは粽 外郎製 白です。
口の中に入れるとほのかに笹の風味がしました。
ういろうならではの歯ごたえ、程よい上品な甘さがおいしい
です。

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こちらは黒糖を使った粽 外郎製 黒です。
黒糖の甘み、風味がおいしいです。

美濃忠の近所についてはこちらをご覧になってください。
続笹団子のひとりごと
’10春名古屋お菓子食べ歩き3 古き名古屋・那古野を訪ねて

posted by 笹団子 at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 和菓子(愛知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

’10春名古屋お菓子食べ歩き1 覚王山梅花堂

神戸に続いて所用があった名古屋にてお菓子食べ歩きをしました。

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梅花堂(覚王山)
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:4.0 雰囲気:4.0



最初は覚王山にある梅花堂です。 お釈迦様のお骨、仏舎利がある覚王山日泰寺で参拝後に行きました。

参拝の様子はこちらをご覧になってください。
続笹団子のひとりごと
’10春名古屋お菓子食べ歩き2 覚王山日泰寺参拝

過去に買っていただいたことがあるのですが、改めて投稿します。

過去についてはこちらをご覧になってください。
笹団子のひとりごと
名前ほどでもないですよ」(2007/2/10)

名古屋で人気の餅菓子店だけあって、しかも休日だったので売られていたのは名物の鬼まんじゅうかしわ餅だけでした。
鬼まんじゅうは午後も作り続けいているみたいなのですが、他は朝だけ作っているらしく「売り切れ御免」状態みたいです。

100503名古屋覚王山梅花堂包装.jpg 100503名古屋覚王山梅花堂鬼まんじゅうラベル.jpg 100503名古屋覚王山梅花堂包装内容.jpg
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さいの目に切られたさつまいも小麦粉砂糖だけで作られた生菓子です。
さつまいもの甘み、ホクホク感を生かした素朴なまんじゅうです。 そのままいただいてもおいしいですが、レンジや蒸し器で温めてるとよりおいしくなりそうです。

100503名古屋覚王山梅花堂柏餅1.jpg 100503名古屋覚王山梅花堂柏餅2.jpg 100503名古屋覚王山梅花堂柏餅断面.jpg
かしわ餅程よい粘りの餅に程よい甘さのこしあんを包んだ餅菓子で餅、あんともにおいしかったでした。

次回は朝に行って他の餅菓子もいただきたいです!

posted by 笹団子 at 22:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 和菓子(愛知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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