先日訪れた東京・八重洲にある福島県のアンテナショップ・
福島県八重洲観光交流館で
いわき市の新しいお菓子を購入しました。
お店は
いわき市の港町・
小名浜(おなはま)にある
いわきチョコレートです。
平成18年4月に開業された新興のお店で
チョコレート、
キャラメルを中心に
焼菓子などの製造・販売されている
洋菓子店です。

お洒落な袋、箱です。 海に面した
いわきならではの青い箱です。
いわきチョコレートの看板商品で
新しいいわき銘菓の
めひかり塩チョコです。
とろりとした
キャラメルを
チョコレートで包んで
いわき市の魚、メヒカリをかたどり
いわきの塩をトッピングした
チョコレート菓子です。
チョコレートはボンボンショコラなどの球形や角形、タブレットの板状が多いので魚形というのはユニークですね。最初にいわきの塩がピリッとしてチョコレートが崩れてキャラメルの甘さがします。 続いてチョコレートのほろ苦さ、最後にいわきの塩が口の中を引き締めます。お店の人がフランスで味わったいわしをかたどった
塩チョコレートを参考に作られたそうです。
めひかりは青森沖からフィリピン沖にかけて分布する魚で白身で脂が乗ったおいしい魚だそうです。 あまり注目されていない魚だったのですが、平成13年10月にいわき市の魚に指定されてから人気の魚になったそうです。 いわき市内の飲食店でいただけたり、通販で加工品がお取り寄せできたそうです。 めひかり自体は千葉県から宮崎県など太平洋側の各地でも獲れますが、
震災による原発事故により福島県沖での漁業ができない状況なのでいわきでは震災前の冷凍品のみ流通しています。
時間はかかるでしょうが、小名浜でのめひかりの水揚げが再開できる日を祈りつつ味わいたいです。(今回より「東北関東大震災」より「東日本大震災」に名称を変更させていただきます。)