2012年01月26日

’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問13 鎌倉納言志るこ店にてしるこをいただく

江ノ島からの帰りに鎌倉によりました。

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鎌倉駅近くの小町通りを脇に入った路地にある納言志るこ店です。

納言志るこ店
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:4.0 雰囲気:4.0 CP:4.0




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こちらは田舎しるこです。
大粒の小豆がたっぷり入った中に焼いたお餅が一切れ入ってありました。
寒い冬の鎌倉散策のあとにじんわり体が暖まる小豆の風味が堪能できるおしるこでした。

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’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問12 藤沢 羊羹の玉屋本店

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江ノ電江ノ島駅から江ノ島へ向かう片瀬すばな通りに明治45年の創業で以来、江ノ島名物として親しまれてきた羊羹のお店があります。

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神奈川県指定銘菓店玉屋本店です。
こちらには海の湘南らしく、海苔を使った羊羹が看板商品です。

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110603藤沢玉屋本店のり羊羹包装内容.jpg 110603藤沢玉屋本店のり羊羹カット.jpg 110603藤沢玉屋本店のり羊羹断面.jpg
のり羊羹手忙白あんに青のりを練り込んだ江ノ島土産です。
ホクホクした白あんとほのかなのりの風味がおいしいです。

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110619藤沢玉屋本店のり羊羹塩味包装内容.jpg 110619藤沢玉屋本店のり羊羹塩味.jpg 110619藤沢玉屋本店のり羊羹塩味断面.jpg
のり羊羹塩味のり羊羹に塩を多めに入れたと思われる羊羹甘さが塩味で抑えられている大人の羊羹です。

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’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問11 江ノ島紀の国屋本店にて出来立てをいただく

この記事は昨年1月に江ノ島を訪れたときのものです。


そのときの模様は以下のブログをご覧になって下さい。
「続笹団子のひとりごと」
「’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問5 江島神社辺津宮参拝」
「’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問6 江ノ島灯台からの景色」
「’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問7 江の島岩屋参拝」
など・・・。

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江ノ島に入ると江島神社辺津宮の参道に入って土産物屋が建ち並んでいます。

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その一角に江ノ島紀の国屋があります。

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女夫(めおと)まんじゅうという店頭でこさえて蒸し上げた手作りのお菓子が看板のお店です。
女夫まんじゅう鎌倉にもあるこの地域のまんじゅうのようです。
店頭でアツアツの蒸しあがったまんじゅうをいただけます。 中のあんがとろける舌触りでした。

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もちろん、お土産にもできます。

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箱は江戸時代と思われる当時の江ノ島の絵画の包装に包まれています。

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白と茶の二色で白まんじゅうこしあん入りの酒まんじゅうで店頭で蒸したてをいただくと中のあんがとろける舌触り、冷めても酒の風味がほんのりしてこしあんは程よい甘さでなめらかな舌触りでした。

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茶まんじゅう生地に黒みつを練り込んで粒あんを包んだまんじゅう小豆の風味がおいしかったでした。

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2012年01月09日

鎌倉菓子処長嶋屋訪問 ’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問4

一昨年の話で恐縮ですが、鎌倉を訪れた話を投稿します。

晩秋の鎌倉については以下をご覧になって下さい。
「続笹団子のひとりごと」
「’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問1 イワタ珈琲店にてランチ」
「’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問2 瑞泉寺参拝」
「’10,11冬の鎌倉・江ノ島訪問3 鎌倉宮参拝」

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101218鎌倉小町通り-(1).jpg 101218鎌倉小町通り-(2).jpg
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JR鎌倉駅そばの小町通り入口近くに大正10年創業の老舗和菓子店菓子処長嶋屋があります。
原材料にこだわり、昔ながらの製法でお菓子をこさえていらっしゃるようです。
いくつかお菓子を買いました。

101218鎌倉長嶋家栗蒸しようかん 包装.jpg 101218鎌倉長嶋家栗蒸しようかん パック.jpg 101218鎌倉長嶋家栗蒸しようかん.jpg
こちらは秋のお菓子栗むしようかんです。
やや甘い蒸羊羹に栗甘露煮をトッピングしてあります。
蒸羊羹の小豆の風味と堅めに茹でた栗甘露煮の食感、風味がおいしかったでした。

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101218鎌倉長嶋家切山椒パック.jpg 101218鎌倉長嶋家切山椒.jpg
こちらは切山椒です。
本来は邪気を祓い新年を迎えるための師走のお菓子なんですが、こちらでは通年で販売しています。 こだわりのお店らしく手作りだそうです。
甘みの中に山椒の風味、ピリッとした辛さがしました。

鎌倉らしく、あじさいの花が咲く6月にはあじさいをかたどったお菓子を色々こさえるそうです。 季節を変えて訪れるといいと思います。

posted by 笹団子 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子(神奈川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月26日

小田原・ういろう訪問

小田原・下曽我から小田原市街に移動、小田原城散策後に1504年に北条早雲京都より呼び寄せられてから小田原にて開業したういろうを訪問しました。

小田原城についてはこちらをご覧になってください。
続笹団子のひとりごと
「小田原に梅の花を求めて5」

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ういろう・外郎は14世紀に滅亡した大陸の元王朝礼部(れいぶ)という今の日本で言う外務省・文部科学省・宮内庁にあたる官庁で員外朗(いんがいろう)という中堅職なのでしょうか? その地位にいた陳宗敬博多にて帰化。 陳宗敬大医員という医療の官職も持っていたという説もあり、医学の知識があったそうです。 彼は「外郎(ういろう)家」を名乗ったそうです。

その息子の宗奇からもたらしたのが透頂香(とんちんこう)というでこれが薬品の「ういろう」と呼ばれています。
 父親の陳宗敬室町幕府のオファーを断り博多で過ごしていたのですが、息子の宗奇はオファーに応じて京都に移住したそうです。 その後、応仁の乱後に分家である宇野藤右衛門定春小田原に移住し、今に至っているそうです。

その外郎家で江戸時代まで接待用のお菓子として作られていたのがお菓子の「ういろう」だったそうです。 一般に販売されたのは明治に入ってからのことだそうです。

そんな経緯から店舗の真中がお菓子の販売に、左が漢方薬・薬のういろうも扱う薬局という菓子店としては珍しい作りになっています。

−追記 3月8日 −

和菓子街道さんによると店舗のお城のような建物は外郎家五代目のご当主の方があの建物に近い八ツ棟造り(やつむねづくり)という建物を建てた時に時の朝廷よりお祝いのお言葉を賜り、以来店舗が壊れると同じものに立て直すのが遺言となっているそうです。 約500年から続いていて、今の建物は平成9年に建て替えたそうです。

和菓子街道・ういろう
http://www.trad-sweets.com/wagashikaido_4/pg22.html

−追記 ここまで −

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もちろん、お菓子のういろうを購入しました。

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東海道に面した場所柄、箱根越えの前にを求めた旅人がいたのでしょうか? 江戸時代の旅人のイラストが箱に印刷されています。

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粘りを出すためか?小麦の澱粉が原材料に含まれています。

100214小田原ういろうお菓子のういろう白箱内容.jpg 100214小田原ういろうお菓子のういろう白箱包装.jpg 100214小田原ういろうお菓子のういろう白箱包装内容.jpg
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こちらはういろうです。
小麦澱粉の他に米粉砂糖水飴のみで作られた蒸菓子です。

粘りが強く、モチモチした食感です。
素朴な甘さ、餅に近い米の風味がおいしいです。


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こちらは小豆です。
に恐らく粉末にした小豆を練りこんだういろうです。
小豆の風味がおいしいです。


外郎家小田原の店舗以外に「ういろう」を名乗ることを認めなかったために名古屋など他の地域で作られているものは「ういろ」もしくは「○○ういろう」という名称となっています。 から帰化した陳宗敬から24代。 約六百年続く外郎家の強いこだわりなのでしょう。

次回は箱根いい気分(温泉)の帰りに立ち寄りたいですね。
そのときは室町時代に作られた当時の黒砂糖をお土産にしたいです。

posted by 笹団子 at 23:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 和菓子(神奈川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月24日

小田原・曽我乃正栄堂訪問

小田原曽我での梅の花見の際に立ち寄った下曽我駅前の曽我乃正栄堂で名物の煎餅を購入しました。

梅の花見についてはこちらをご覧になってください。
続笹団子のひとりごと
小田原に梅の花を求めて1
小田原に梅の花を求めて2
小田原に梅の花を求めて3
小田原に梅の花を求めて4

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神奈川県指定銘菓曽我煎餅です。
天皇陛下も召上ったそうです。

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イラストはこの地で育った曽我兄弟かと思われます。
曽我歌舞伎大衆演芸の人気演目だった仇討ちの曽我物語の舞台だったところで、戦前は曽我兄弟のお墓参りのお客さんが訪れたそうです。

曽我物語 (現代語で読む歴史文学)

曽我物語 (現代語で読む歴史文学)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 勉誠出版
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本




曽我兄弟の墓参のお客さんのためにと昭和初期に作られたそうです。

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梅の花をかたどった小麦煎餅です。 程よい甘さで湿気ないようにビニールで包装されているのでサクサクした歯触りがおいしいです。

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2009年12月12日

秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて7 力餅家訪問

恵比寿屋の次は海岸に近い同じく老舗のお店まで行きました。
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力餅家です。

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正式には権五郎力餅(げんごろうちからもち)というそうです。
日持ちのしないお餅の力餅日持ちのする、お土産向きの求肥の力餅の2種類ありますが、今回は日持ちのしないお餅の力餅にしました。

薄いお餅を一口大になるよう二つ折りにしてやや甘いこしあんを載せた餅菓子です。
弾力のあるお餅とこしあんがおいしいです。


力餅家力餅だけでなく色々和菓子があるのであわせて買うのもいいかもしれません。

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秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて6 恵比寿屋訪問

続笹団子のひとりごとブログで秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めてという日帰り鎌倉旅行を投稿しました。

秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて1」2009-12-11
秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて2 長谷寺参拝12009-12-12
秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて3 長谷寺参拝22009-12-12
秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて4 以志橋でランチ2009-12-12
秋の鎌倉・長谷 紅葉を求めて5 鎌倉大仏殿高徳院参拝2009-12-12

長谷長谷通り長谷観音前交差点で気になるお菓子屋さんを発見。

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恵比寿屋です。
とりあえず、看板の黒あん女夫まんぢうをいただくとことにしました。
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黒糖風味のこしあんが入った酒饅頭です。 酒饅頭に黒糖というのはあまり聞いたことがないです。
暖かいまんぢうを一個から店内でいだだけます。

次は神奈川県指定銘菓大佛観音煎餅です。

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鎌倉大仏様長谷寺の御本尊、観音様をかたどった小麦粉砂糖だけを使ったシンプルな煎餅です。

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こちらは大佛煎餅です。

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こちらは観音煎餅です。

昔ながらの硬派な煎餅でとても硬いのでいただくときは注意が必要です。
お味は程よい甘さで大佛様同様大柄で迫力あるお菓子です。
日持ちがするし迫力があるのでお土産にはいいですね。手(チョキ)

恵比寿屋は創業200年を越す老舗で茶屋からはじめたそうです。 女夫まんぢうはこちらが元祖とか。
大佛観音煎餅以外にもお土産用の最中、サブレに普段着のお菓子、どら焼饅頭など色々お菓子があります。 古くからお土産物を売りつつ、地域に密着した和菓子店なのでしょう。

posted by 笹団子 at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子(神奈川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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