2010年08月08日

’10台湾訪問13 台湾のカキ氷他

熱帯・亜熱帯の気候の台湾では冷たい飲み物やお菓子がとても身近です。 街のあちこちにこうしたお店があり、いつでもどこでもいただけます。(田舎では難しいですが)

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こちらは近年、台湾で人気のコンニャクを使った飲み物・氷菓のお店・告(「意に草冠」 以下「意」に略します)人天母店です。 恐らく「意人」は「意仁」のことで日本語でははと麦だそうです。 従来甘すぎると言われた台湾で近年健康ブームらしいです。 こちらはコンニャクはと麦を使った低カロリーの健康志向のお店です。 梶原一騎の奥さんだった台湾のタレント・白冰冰さんが始めた冰冰蒟蒻が元祖らしいです。

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緑豆はと麦を使ったものが品切れだったのでコンニャク入りの冬瓜ジュース冬瓜蒟蒻湯をいただきました。
冬瓜の甘い飲み物に小さく切った日本のものより弾力のあるコンニャクが入っていました。 コンニャクの弾力がある食感を飲み物に加えるとは日本人には思いつかない発想です。

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次は花蓮の繁華街・中華路にあるチェーン店・豆府花城花蓮旗艦店です。
豆府花城台北近郊樹林に本店があって、拡張路線をとっていて加盟店を募集しています。 それだけ伸びているということなんでしょうね。

右画像は黒いハーブのゼリー・仙草ゼリー、紫や黄色のタロイモ団子金時豆などを入れてコンデンスミルクをかけた芋圓仙草凍です。
仙草ゼリーはあまり味がしませんが、団子のモチモチ感、豆やコンデンスミルクの甘みがおいしかったです。
この手のお店はとにかく、種類が多くどれにしようか非常に迷います。

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次は台北有数の夜店街・士林です。

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こちらも台湾で一般的である緑豆豆花仙草にカキ氷をトッピングした氷菓です。
このお店は健康志向でかなり甘みを抑えてありました。

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最後は台北駅の中にあるお店でマンゴーカキ氷芒果冰です。
とにかくマンゴーがたくさん入っていました。
小龍包で有名な鼎泰豐の近くにある旧冰館・アイスモンスター芒果冰が質量ともに評判がいいです。

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2010年08月05日

’10台湾訪問12 台湾土産の定番・パイナップルケーキ2

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こちらは花蓮にある地耕味というブランドの工場です。 花蓮餅菓子・(米麻)(米署)では曾記(米麻)(米署)と並ぶ阿美(米麻)(米署)を経営している宗泰食品のブランドの一つです。
こちらは箱、包装、が日本のお土産物を意識したと思われる作りです。

こちらもパイナップルケーキ鳳梨酥の製造・販売を行っています。
100710花蓮地耕味柚子酥箱.jpg 100710花蓮地耕味柚子酥箱内容.jpg 100710花蓮地耕味柚子酥包装.jpg
こちらは柚子版の柚子酥です。 柚子ケーキですね。 柚子は花蓮近郊で栽培されたもので箱に柚子の生産者と思われる方の写真の絵葉書が差し込んであります。

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 お菓子鳳梨酥よりやわらかくて日本人好みかと思います。 中はジャム状の柚子あんが入っていて柚子ならではのさっぱりした風味がおいしいです。 鳳梨酥台湾の色んなお店で作られているのであちこちで食べ比べもいいかもしれません。
他にもマンゴーケーキなどもありました。

100710花蓮地耕味御皇地瓜箱.jpg 100710花蓮地耕味御皇地瓜箱内容.jpg 
こちらはスイートポテト御皇地瓜です。 地瓜サツマイモのことです。 スイートポテト花蓮の名産です。

100710花蓮地耕味御皇地瓜外包装1.jpg 100710花蓮地耕味御皇地瓜外包装2.jpg
台湾の形に穴が空いた包装です。 サツマイモホイップクリーム砂糖などが入っているようです。

100710花蓮地耕味御皇地瓜内包装.jpg 100710花蓮地耕味御皇地瓜.jpg 100710花蓮地耕味御皇地瓜断面.jpg
サツマイモの甘み、の風味がする日本スイートポテトとは一味違います。

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2010年08月04日

’10台湾訪問11 台湾土産の定番・パイナップルケーキ1

台湾土産の定番といえばパイナップルケーキ鳳梨酥です。

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こちらはガイドブックなどによく紹介されている基隆焼菓子店李製餅家鳳梨酥です。
購入したのは台北の歓楽街で銀座にあたる林森北路南京東路の交差点にあるお店です。

鳳梨酥は1個のバラ売り、画像の12個のパック、箱は24個と36個入りです。

100720台湾李製餅家鳳梨酥表.jpg 100720台湾李製餅家鳳梨酥裏.jpg 100720台湾李製餅家鳳梨酥断面.jpg
ジャムのようなパイナップルあんをさっくりしてホロホロ崩れる小麦粉生地で包んだ焼菓子です。

パイナップルのさわやかな酸味、程よい甘さ、生地のかすかな塩味がおいしいです。

鳳梨酥の他にも中華風パイ菓子月餅がたくさんあります。 こちらは次回挑戦してみたいですね。

posted by 笹団子 at 23:30| Comment(5) | TrackBack(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月30日

’10台湾訪問9 台湾の餅菓子・(米麻)(米署)

台湾東部の都市・花蓮の名物に(米麻)(米署)(マー2・チュウ3)というお菓子があります。 台湾語では(モワチー)だそうで、日本語の餅(もち)とほぼ同じものらしいです。
日本語の単語が台湾語外来語として取り込まれたものの一つです。

花蓮についてはこちらをご覧になってください。
続笹団子のひとりごと
’10台湾訪問6 大理石の渓谷・タロコ1
’10台湾訪問7 大理石の渓谷・タロコ2
’10台湾訪問8 花蓮の町に残る日本

花蓮(米麻)(米署)先住民(台湾では原住民)のアミ族冠婚葬祭に作られたものが元祖とのことで100%日本統治時代に日本からもたらされたものとは違うようです。

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どんなものか?花蓮で一番有名らしい曾記(米麻)(米署)でいくつか買ってきました。 曾記(米麻)(米署)の店舗は花蓮市内のあちこちにあるようです。

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曾記(米麻)(米署)の数ある(米麻)(米署)のうち、手作りの「手工」にしました。 手工でも酷、、椰子(ココナッツ),紅豆(小豆)、花生(落花生)、芝麻(胡麻)の5種類あります。
そのうち紅豆芝麻花生を購入しました。

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最初は紅豆(小豆)です。
さらっとしていて甘さ控えめのこしあんが入ってありました。
お餅は日本の餅よりやわらかくてよく伸びました。 お店の看板の画像でこちらの社長さんでしょうか?職人と思わせる人がお餅を手で延ばしています。 日本餅つき機などで搗いていますがこちらでは違った製法らしいです。

100706花蓮曾記麻糬手工麻糬芝麻包装.jpg 100706花蓮曾記麻糬手工麻糬芝麻.jpg 100706花蓮曾記麻糬手工麻糬芝麻断面.jpg
次は芝麻(ゴマ)です。
炒ったゴマ砂糖を少し混ぜたあんが入っています。
あんを練りこんだ中華菓子よりさらっとしていてゴマの香ばしさを強調した台湾風ということなのでしょうか?

100706花蓮曾記麻糬手工麻糬花生包装.jpg 100706花蓮曾記麻糬手工麻糬花生.jpg 100706花蓮曾記麻糬手工花豆断面.jpg
最後に花生(落花生)です。
粉状に砕いた落花生砂糖粉状のあんをお餅で包んだ餅菓子です。
こちらも落花生の香ばしさを強調していました。 しっとりとしたあんは台湾の方の好みではないのかもしれないですね。



(米麻)(米署)を作っている模様の動画です。 手で具を包み込む感じで作っています。
これを見ると日本の餅菓子の手法を参考にしているように思えます。

posted by 笹団子 at 23:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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